■理性崇拝は何をもたらすか■~フランス革命は自由のルーツではない~

ふおはようございます。
青空に薄い雲が浮かぶ川崎の朝です。

東京地方はこれから段々と、
青空が広がり、
スポーツ日和になりそうですね。

今日は、東京駅にドリーム夜さ来いを
楽しみに行きます。
鳴子の響きも久しぶりだなぁ。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


政治や歴史の本によれば、
今日の自由のルーツは
啓蒙思想とフランス革命にあると
されている。

しかしドラッカーは、それは誤りだとする。

確かに、啓蒙思想とフランス革命は
19世紀の自由に影響を与えたが、
しかし、それはマイナスの影響であり、
”過去を吹き飛ばすダイナマイト”
だったと続ける。

自由の構築については、
いかなる貢献も果たさなかっただけではなく、
自由にとって許すべからざる敵の役を
果たすことになった。
基本的には、理性主義のリベラルこそ
全体主義である。

過去200年の西洋の歴史において、
あらゆる全体主義が、
それぞれの時代のリペラリズムから
発している。
ルソーからヒトラー、マルクス、スターリン
などである。


「彼らはみな、

 理性主義のエッセンスを継承した。

 そして、理性主義に内在する全体主義的要素を、

 革命的専制における

 剥き出しの全体主義へと転換した。

 啓蒙思想とフランス革命は、

 自由のルーツどころか、

 今日の世界をおびやかす全体主義の淵源である。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 1章 理性崇拝は何をもたらす)









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