■最向こう見ずな取り組み■~ふたつ以上の仕事は不可能~
おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 平成は今日で終わり明日からは令和、 今日から続く一日が始まるだけなんですけどね。 連休4日目、良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 環境は、最も手強い技術的な課題であり、 科学やテクノロジー、システム動作分析などの 分野で一流でない人は、問題解決に名乗りを上げても 無駄だとした。 そして、“土への回帰”のバラードを歌う フォーク歌手が環境の危機を 解決するはずはなく、 下水処理施設の建設すらできないだろと続ける。 しかし、私たちが直面している最大の問題は、 誰も積極的に環境の危機への対処を 優先課題にしようとしないこと、 これ以外にはなく、そこには五〇〇〇万件の用があることを、 誰ひとり進んで口にしようとはしないし、 誰ひとりとして一度にふたつ以上の仕事をこなすのは不可能だ、 ということを言わないのだ、 とする。 「私たちが最初に手がけなければならないものは 何でしょうか。 成果を上げるまで、私たちが真剣に取り組み、 力を入れなければならないものは 何でしょうか。 このことを忘れて、 私たちは向こう見ずな取り組みをしているのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")