■20世紀の本質■~神々も馬鹿にはかなわない~

おはようございます。

東の空が淡いピンクに染まる
川崎の朝です。

今朝は少し冷えてますね。
日中は北風のせいもあり、
寒く感じる一日になりそうです。

火曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーの父も、
おばあちゃんの
ナチスの若者に対する
振舞の無謀さに呆れ笑った。


そして、ドラッカーも笑ったが、
心の中に、一族中一番の間抜けという
おばあちゃんの詳判への
疑問が湧いたのが、
このときだったとする。


おばあちゃんは
行列に並ばずに国境を越え、
食料品はいつもまけさせ、
若者の襟からは十字をはずさせた。


たしかに間抜けの効用だったかもしれないが、
ラテンの諺は、
神々といえども馬鹿にはかなわないと
言っている。


 

「私自身もすでに

 ナチスの知り合いとは

 やり合ったことがあった。

 彼らには、事実も、数学も、論理も

 通じなかった。

 ところが、おばあちゃんは

 作法を説いて成功した。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 1章おばあちゃんと二〇世紀の忘れ物)

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