■おばあちゃんが死ぬとき■~知らない女を乗せること~



おはようございます。

雲の多い川崎の朝です。

2月も今日で終わり、
早いものでもう3月。

春の兆しは見えてます、
もう少し頑張りましょう。

良い週末をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
おばあちゃんは、
死ぬときもまた、
おばあちゃんらしく、
おばあちゃん話を残していった、
と話を続ける。


大雨の中を車道に出た
おばあちゃんの前に、
突然車が現れ、
車は何とかおばあちゃんを避けたが、
おばあちゃんは倒れた。


怪我はなさそうだったが、
運転手が病院へ連れていくので
お医者さんに診てもらおう
といったところ、
おばあちゃんは次の様に答えた。




「優しい方。

 でも救急車を呼んだほうがいいのよ。

 知らない女を乗せていたら、

 世間に何と言われるか

 わかりませんよ」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 1章おばあちゃんと二〇世紀の忘れ物)



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