■国境でのやり取り■~私は馬鹿な年寄り。~
おはようございます。
快晴の川崎の朝です。
朝の冷え込みも昼には緩んで、
週末に向け暖かくなりそうですね。
ノムさんがサチヨさんを追いかけて
亡くなった。
昭和の巨星がまた一消えた、
冥福を祈りたい。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
----------------------
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
おばあちゃんは
パスポートを手に
旅行に出た。
汽車が国境に着くと、
係官が荷物を持って
並ぶよう言ったが、
おばあちゃんは、
長い行列の最後尾が
プラットホームの先端の小屋に
姿を消すのを待ってから、
腰をあげた。
小屋に入ると、
ちょうど係官は手続きを終えて
腰をあげるところだったので、
おばあちゃんに、
何をしていたのかと聞いた。
おばあちゃんは、
係官が忙しそうだったから
と答えながら、
四通のパスポートを並べたが、
係官は四つもパスポートを
持つことは許されていない
と言った。
そこでおばあちゃんは
次のとおり言った。
「『どうしてそんなことが言えるの』
『いずれにせよ、四つに入国スタンプを
押すわけにはいきませんよ」
『あなたは教育があるお役人で、
私は馬鹿な年寄り。
お金の交換に一番有利なのにスタンプを
押してちょうだい』」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 1章おばあちゃんと二〇世紀の忘れ物)
快晴の川崎の朝です。
朝の冷え込みも昼には緩んで、
週末に向け暖かくなりそうですね。
ノムさんがサチヨさんを追いかけて
亡くなった。
昭和の巨星がまた一消えた、
冥福を祈りたい。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
おばあちゃんは
パスポートを手に
旅行に出た。
汽車が国境に着くと、
係官が荷物を持って
並ぶよう言ったが、
おばあちゃんは、
長い行列の最後尾が
プラットホームの先端の小屋に
姿を消すのを待ってから、
腰をあげた。
小屋に入ると、
ちょうど係官は手続きを終えて
腰をあげるところだったので、
おばあちゃんに、
何をしていたのかと聞いた。
おばあちゃんは、
係官が忙しそうだったから
と答えながら、
四通のパスポートを並べたが、
係官は四つもパスポートを
持つことは許されていない
と言った。
そこでおばあちゃんは
次のとおり言った。
「『どうしてそんなことが言えるの』
『いずれにせよ、四つに入国スタンプを
押すわけにはいきませんよ」
『あなたは教育があるお役人で、
私は馬鹿な年寄り。
お金の交換に一番有利なのにスタンプを
押してちょうだい』」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 1章おばあちゃんと二〇世紀の忘れ物)
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