■本当に教えることのできる教師■~人は過ちを犯すもの~
おはようございます。
曇り空、涼しい川崎の朝です。
これから日中は晴れ間もありそうですが、
夜にはまた雨の可能性もあります。
夜遅くなる方は、雨具をお忘れなく。
水曜日、今日も一日健やかにお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
シュナーベルのピアノ・レッスンを通して、
正しい学び方とは、
うまくいっているものを探し、
成果を上げる人を探すことだ、
ということを知ったとした。
そして、そのとき一つの方法論を
会得したことに気がついたのは、
何年も後のことで、
マーティン・ブーバーの初期の作品の中で、
一世紀のある知恵あるラビの言葉
「神は過ちを犯すものとして人をつくった。
したがって人の過ちに学んでも意味はない。
人のよき行ないから学ばなければならない」
を読んだときだったと思う、
と続ける。
シュナーベルのピアノ・レッスンで
啓示を受けて以来、
ドラッカーは、
本当に教えることのできる教師を
探しはじめたが、
寄り道をしては探し、
観察し、楽しんできた、
とする。
「偉大な教師の噂を耳にする度に、
何とかして授業や講演にもぐり込み、
耳をそばだて、目を皿にした。
それが無理なときには、
生徒たちからその教師が何をし、
どのような成果を上げたかを知ろうとした。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 Ⅰ 失われた世界 3章エルザ先生とゾフィー先生)
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