■ドラッカーの職人技の限界■~エルザ先生は違った~


おはようございます。

今朝も薄曇りの川崎ですが、
昨日のような雷雨の心配はなさそうですね。

日曜日、健やかな休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ゾフィー先生は、
乳しぼり用の椅子の代わりに、
つけペン用のペン拭きを作るように
ドラッカーに言った。


その結果、ドラッカーの母は長いこと、
鶏の尻尾の羽を針金で縛っただけのペン拭きを、
使いもしないのに机の上に置いてくれた、
とする。


こうして母もドラッカーも、
ドラッカーの職人技の限界を知り、
ゾフィー先生も、同じことを知ったのだった。

しかしエルザ先生は、ゾフィー先生とは違った。



「私のペン習字が

 一向に改善されないことが明らかになると、

 私の父を呼び出したのである。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 Ⅰ 失われた世界 3章エルザ先生とゾフィー先生)

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