■ギムナジウムへの入学試験■~ご褒美としての飛び級~


おはようございます。

今日も薄曇りの川崎の朝です。

6月2週目、先週の東京感染確認者数は高い水準、
週が明けてどうなるんだろうか。

月曜日、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


エルザ先生は、
ドラッカーのペン習字が
一向に改善されないことが明らかになると、
父親を呼び出した。


先生は、彼女の鉄則として、
生徒であるドラッカーを
同席させたうえで、
ピーターを本校へ転校させたのは、
字の下手なことを
直すためだったと承知しているが、
少しも直っておらず、
これからも直ることはないと思うので、
すぐにギムナジウムの試験を
受けさせてはどうだろうか、
と言った。

これにドラッカーは驚いた。


「たしかに小学校四年で

 ギムナジウムの試験を受けることはできた。

 しかしそれは、

 一年飛び級をするということであり、

 抜群の成績へのご褒美として

 行なわれるものだった。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 Ⅰ 失われた世界 3章エルザ先生とゾフィー先生)

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