■モーツァルトとシューベルトのソナタ■~無名のピアノ教師と同じ~

おはようございます。

快晴の川崎の朝、
暑い一日になりそうです。

熱中症に気を付けて、
マスク着用にも気を付けてお過ごしください。

土曜日、良い週末でありますように!

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
アルトゥール・シュナーベルが
教えている現場に居合わせたことがある、
とした。


そしてそれは、
シュナーベルの日程が何かの理由で混乱し、
たまたま、すでにプロデビュー済みの
友達の姉のレッスンを見られたというにすぎなかった、
と続ける。


レッスンの最初の一時間はありきたりで、
一か月前の前回のレッスンで
宿題にされていたモーツァルトとシューベルトの
ソナタだった。


14歳くらいだった友達の姉は
抜群の実力を示し、
シュナーベルは彼女のテクニックを褒め、
いくつかのフレーズを繰り返し弾かせた。





「もう少しゆっくりとか、

 もう少し力強くとか言っていた。

 そのあたりは、

 まったく無名の私のピアノ教師の教え方と

 それほど変わらなかった。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 Ⅰ 失われた世界 3章エルザ先生とゾフィー先生)

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