■教えることが楽しいこと■~生計のための手段~


おはようございます。

既に雨、梅雨入りした川崎の朝です。

これから段々と雨が強くなり、
夜にはいったん上がりそうです。

健やかな土曜日をお過ごしください。

----------------------

∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
二十歳そこそこで
教鞭を執るようになって以来の
同僚の大学教員のほとんどが、
駄目なレベルから、
辛うじてのレベルの間だった、
とした。


そして、エルザ先生とソフィー先生に教わった
一年間にいい思いをしすぎたとも言えし、
あるいは二人にかぶれたとも言える、
と続ける。


ドラッカーは、
収入を必要とし、
仕事を選り好みできない時期が
長かったこともあり、
いずれにしても、
教職に就いたかもしれない、
とする。



「あるいは、

 彼女たちに出会わなくとも、

 教えることが楽しいことに

 気付いたかもしれない。

 生活のために就いた他の仕事、

 たとえばマーチャント・バンクの仕事さえ、

 私の場合は生計のための手段

 以上のものを意味するようになっていた。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 Ⅰ 失われた世界 3章エルザ先生とゾフィー先生)

コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~