■父親は野心溢れる法律家■~ラインラント地方の検事長~
おはようございます。
未明の川崎の朝、
青空が段々と日の出に染められてきています。
昨日は極寒の一日でしたが、
今朝も零下の冷え込みです。
今日は日が昇るにつれて、
気温が上がり、日中はほっとする
気温になりそうです。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
----------------------
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
クレイマーの母親はルール地方の
化学工場主の一人娘で、
頭は息子同様によかったが、
かなり変わっていた、
とした。
そして父親は、
貧しい小店主を親とする
野心溢れる法律家だったが、
結婚生活は失敗だった、
と続ける。
彼らは、フリッツと、
後日エディンバラで外科医になった
ヴィルヘルムの二人をもうけた後、
離婚し、子供は母親が引き取った。
ドラッカーは、
父親は彼女から与えられた
いくばくかの財力の
おかげもあって成功した、
とする。
「私がフリッツと知り合った頃には、
デュッセルドルフに住み、
ラインラント地方の検事長になっていた。
しかもワイマール共和国では、
小店主の息子の血筋で
リベラルとして成功することは
至難と考えたためか、
超国家主義者となって、
当時力をつけつつあった
ナチスと密接なつながりをもっていた。」
(Ⅰ 失われた世界 7章キッシンジャーをつくった男クレイマー)
コメント