■「社会による社会の救済」■~興味深い人物~
おはようございます。
雲の多い寒い朝です。
正月二日、
今日は人出の少なそうな
土佐和紙工芸村に出かけます。
紙すき体験できるのかな。
今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ポランニー一家は、
知っている人たちの中でも、
飛び抜けて変わっていて、
飛び抜けて才能があった、
とした。
しかし、彼らが重要な意味を持つのは、
彼ら自身や彼らの生涯のゆえではなく、
彼らの大義とその挫折のゆえだった、
と続ける。
ドラッカーは、
彼らのそれぞれが、
大きなことを成し遂げたが、
それらのものは、
それぞれが目指したものではなく、
彼らの全員が、
「社会による社会の救済」を信じていた、
とする。
「しかし、やがて諦めさせられ、
落胆させられていった。
彼らは才能には恵まれていたが、
歴史上の大物とはならなかった。
いずれも重要人物というよりは
興味深い人物であるにとどまった。」
(Ⅰ 失われた世界 6章ポランニー一家と「社会の時代」の終焉)
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