■決して口にしなかった夢■～二つとも実現してしまった～

 おはようございます。

未明の川崎、冷え込みは緩い感じがしますが、

日中もこのまま気温は上がらない模様で、

寒い雨の予報も出てます。

雨具のご用意を。

木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ．ドラッカー∬

ドラッカーは、

クレイマーの二つの夢は、

馬鹿馬鹿しいものだった、

とした。

そして、

ドイツの田舎町の

下級裁判所の判事を目指す

フランクフルト出や

デュッセルドルフ出の、

フリッツ・クレイマーのような

秀才少年がなれるものではなかった、

と続ける。

ドラッカーは、

この二つの夢がいかに難しいかは、

クレイマー自身が知っており、

彼は「本当になりたいんだが、絶対無理だね」

と言った。

「たとえ無理だとしても、

　ほんのわずかでも可館性があったならば、

　決して口にしなかったであろう夢だったことは確かだった。

　ところが、やがて彼は、

　この二つとも実現してしまったのだった。」

（Ⅰ　失われた世界　7章キッシンジャーをつくった男クレイマー）