■キッシンジャーをつくった男■~氷の間のカヤック~
おはようございます。
雲が空を覆う寒い川崎の朝です。
今日は小寒、
寒さもまだ序の口、
これからです。
水曜日、今日も一日健やかにお過ごし下さい。
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∬ち
ょこっと、ピータ.ドラッカー∬
今日から第7章、
「キッシンジャーをつくった男クレイマー」。
ドラッカーは、
1928から29年にかけての
ヨーロッパの冬は、
百年ぶりという寒さだった、
とする。
そして、ライン河、ドナウ河、エルベ河、
ローマ河とそれらのあらゆる支流が氷りつき、
三月末になっても解けず、
四月に なっても、
花を連れてくるはずの春雨どころか、
みぞれ交じりの冷雨が続いていた、
と続ける。
「河の氷が解けはじ めて大分経った後でも、
濁流には大きな氷塊が交じっていた。
そうした四月初めのある日、
凍てつく風雨の中、
私はフランクフルトの中心部を流れる
マイン河の浮氷の間で、
一隻のカヤックを見た。 」
(Ⅰ 失われた世界 7章 キッシンジャーをつくった男クレイマー)
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