■第三のドイツ人■~同じ轍を踏むワイマール共和国~
おはようございます。
未明川崎、
東の空がうっすらとピンク色に染まっています。
ジョー・バイデンが第46代アメリカ大統領に就任した。
ふと目が覚めてTVを付けると、
就任演説が行われていた。
嵐が去った後の静かさのなか、
厳戒態勢の元での異様な雰囲気に包まれていた。
式典会場前の広場にはいつもなら数十万人が集まるが、
今回は20万本ほどの星条旗で埋め尽くされている模様も
異様な光景であった。
静かなスタートとなった。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
----------------------
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイマーは、
いかにしてビスマルクがときのリベラル、
すなわち善良なドイツ人の
品のよさと純朴さにつけ込んで、
ドイツを腐敗させ、屈服させ、
壊滅させたかを指摘した。
ドラッカーは、
これに同意せざるをえなかった、
と続ける。
そしてまさに、
ドラッカーたちがこれらのことを論じ合っている頃、
ワイマール共和国が同じ轍を踏みつつあったのだった、
とする。
「こうしてクレイマーは
規律と政治力を持ちうるのは、
第三のドイツ人だけであり、
この第三のドイツ人だけが、
権力を手にして、
それを賢明に行使することができるとした。」
(Ⅰ 失われた世界 7章キッシンジャーをつくった男クレイマー)
コメント