■ドイツ人の無能と愚鈍■~プロシア精神の復活~
おはようございます。
冷え込みの厳しい川崎の朝です。
日中も冷えたままの様です。
暖かくしてお過ごし下さい。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ラインラント人であって
プロシア人ではなかったクレイマーが
プロシア精神を追求したのも、
伝統に従ったまでのことと言えた、
とした。
そして、
彼がとうの昔に消滅した
プロシアの理念を信奉したのは、
ドイツひいては全ヨーロッパを救う道は、
かつてのプロシア精神の復活をおいてはないと
確信していたからだった、
と続ける。
ドラッカーは、
もしその復活がなければ、
ドイツもヨーロッパも、
醜いドイツ人の貪欲と傲慢によって、
あるいは善良なドイツ人の無能と愚鈍によって、
崩壊せざるをえないと、
クレイマーが見ていたからだった、
とする。
「ビスマルクのドイツ帝国とともに、
醜いドイツ人が台頭した。
それは、傲慢、貪欲、横柄、攻撃的な
ドイツ人だった。」
(Ⅰ 失われた世界 7章キッシンジャーをつくった男クレイマー)
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