■売れるはずのない本■〜夢にも思っていなかったこと〜

 おはようございます。


けさもうっすらとした雲が空全体にかかっています。


すっきりしない天気が続きますが、

雨の心配はなさそうですね。


休肝日明けの水曜日だ。

今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

当時スローンが、

GMインスティテュートを

一つのモデルとしてPRしてさえいれば、

アメリカでも、

学業と就業についてもう少しはましな

バランスが取れていたのではないかと思う、

とした。



そして、初めブラウンは、

ドラッカーが本を書くことになるとは

夢にも思っていなかった、

と続ける。



さらにドラッカー自身もそうだったが、

彼の紹介してくれた人たち何人かと会った後、

ドラッカーはブラウンのところへ行って、

こう言った。




「皆さんは、


 あなたが私に何をさせようと


 なさっているのか見当がつかないようです。


 でも皆さん、


 GMについての本を書いたらとおっしゃるんです。


 本を書いているということにしてはどうでしょうか。


 もちろん、書いたものがお気に召さなければ、


 出版を差し止めて結構ですよ」





(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

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