■とんとん拍子の昇進■〜誰かと結婚しなければならない〜
おはようございます。
東の空が明るくなり始めた高知の朝、
久しぶりに冷え込みました。
日中もこのまま寒く、
10度に届かないみたいですね。
暖かくしてお過ごし下さい。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
デュポン家とブラウン家は、
長い反目と対立の関係にあったが、
ドナルドソン・ブラウンが
化学を専攻して大学を卒業したとき、
就職先はデュポンにしかなかった、
とした。
そしてブラウンは、
父親には、他に仕事を見つけて
すぐに辞めると
約束しなければならなかったが、
入社後はとんとん拍子に昇進し、
第一次大戦中は、
いくつかの弾薬工場の建設を
担当するまでとなった、
と続ける。
その後、
デュポンの有名な財務システムを確立し、
経済予測、長期プラン、投資計画、
事業部予算等に取り組んだが、
この時点で、デュポン家の者ではない
上司に呼ばれて、この辺でどうするかを
決めなければならんよ、
と言われた。
「『辞めろということですか』
『わからんのか。
君はトップマネジメントに向かって昇進してきている。
でも、この会社じゃ、
この中の誰かと結婚しなければ
トップにはなれないんだ』」
(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)
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