■GMの分権制■〜孤高の頭脳へと戻る〜
おはようございます。
今にも雨が落ちてきそうな
曇り空の高知の朝です。
これから雨が降り始め、
夜まで一日続きそうですね。
そんな天気ですが、
馬路温泉でゆったり温まってきます。
皆さんも暖かくしてお過ごし下さい。
土曜日、よい週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ブラウンの母親は、
倒産寸前のGMに
左遷されたことについて、
あのデュポンで
働かなくともよくなっただけでも、
よかったじゃない、
と話した。
そして、
月曜の朝メリーランドで
魚つりや植樹で
週末を過ごし、
帰ってきたブラウンは、
再び、金曜の午後の
トリプル・マティーニまで、
難しい言葉しか口にせず、
一滴のアルコールも口にしない
孤高の頭脳へと戻るのだった。
ドラッカーは、
このようにブラウンが
型破りだったのに対し、
シボレー事業部の
事業部長マービン・コイルは、
これほど規格型の
人間もいないだろう
と思われるような官僚的で、
部下に厳しく、
大袈裟に説教をするような
人物だったとする。
「しかしコイルは、
他の者が分権制を当たり前のことにしていたのに対し、
いつも分権制についてあれこれ考えていた。
彼は、あらゆる問題が
分権制で解決できるわけではないことを
承知していた。」
(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)
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