■知的な正直さ■~コイルと対照的な人物~

 おはようございます。


東の空が

明るくなり始めた高知の朝です。


今朝も冷え込みましたが、

日中は二桁気温になりそうで、

明日くらいからは

さらに緩みそうですね。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

マービン・コイルは

疑似分権制には感心せず、

あの頃と同じように

噛みついてくるに違いない、

とした。



そして、

彼はいつもB級西部劇の

シェリフのように、

文句があるなら、

シボレー事業部を

どう分権化したらいいか

教えてもらいたい、

と言うのだった。



ドラッカーは、

コイルは人好きはしなかったが、

人の気に障ることも口にし、

聞きにくいことも聞くという

知的な正直さには、

いつしか敬意を払うように

なっていった、

とする。







「私がGMの調査を終わった数か月後、


 そのコイルが引退した。


 後を継いだのが


 ニコラス・ドレイスタットだった。


 コイルとこれほどまでに


 対照的な人物はいないであろう


 という人だった。」





(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

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