■人材開発のための教育■〜小さな事業部出身の者〜
おはようございます。
段々と東の空が
明るくなり始めた高知の朝です。
今朝の厳しい冷え込みでしたが、
この寒さもあと少しでしょう。
暖かくしてお過ごし下さい。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
シボレー事業部長
マービン・コイルは、
シボレーは、規模は大きいものの、
分割することのできない一つの事業体だが、
分権制のメリットを享受する
何らかの組織構造を
持たなければならない、
と言った。
そして
効率については、
フォードやクライスラーだけでなく、
ビュイック、オールズモビル、
ポンティアックという
他の事業部の車との競争もあり、
心配することはないが、
人材開発ということになると、
なぜかシボレー出身の
トップマネジメントが少なく、
多くは小さな事業部出身の者だということが
気になるんだと言った。
ドラッカーは、
GMという会社は、
当時もその後も、
長い間、人材開発のための教育を
馬鹿にしていた、
とする。
「分権制に適切な
人事異動を組み合わせれば、
幹部の育成に困ることなど
ありえないとしていた。
だが、コイルだけは
そう思っていなかった。」
(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)
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