■倒産寸前のぼろ会社GMへ■〜ブラウンの奴らのすること〜

 おはようございます。


東の空がほんのりと

明るくなり始めた高知の朝です。


このところの冷え込み、

今朝も相当でした。


しかし今日の日中は、

10度を超えそうですね。

少しほっとしそうです。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ブラウンは、

上司に言われたその一年ほど前に、

一族のグレタとすでに結婚し妊娠もしていたが、

そのような結婚をしたことを

デュポン家の者はずっと許さなかった、

と説明した。



そして、

デュポン家の長老の一人は、

これがブラウンの奴らのすることで、

いつもこそこそしやがって、

と言った、

と続ける。



さらに長老は、

昇進させる代わりに、

ピエール・デュポンが買収したばかりの

倒産寸前のデトロイトのぼろ会社、

GMへブラウンを飛ばしてしまったんだ、

とした。



ドラッカーはブラウンに、

両親の反応を聞いたところ、

次のように答えた。






「随分長い間、


 父は家内に会ってくれませんでした。


 ようやく母が言ってくれました。


 ご時世なのよ。


 ドンが、あのデュポンで働かなくともよくなっただけでも、


 よかったじゃない」





(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

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