■ドレイスタットは愛された■~穴のあいたジャケット~

 おはようございます。


東の空が明るくなり始めた、

高知の朝です。


昨日の日中は春を感じさせる暖かさでした。

今日も暖かく、

しばらくこの調子で

春らしい気温になりそうです。


土曜日、良い週末をお過ごしください。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、

GMの調査を終わった数か月後、

コイルが引退し、

後を継いだのが

ニコラス・ドレイスタットだったが、

コイルとこれほどまでに

対照的な人物はいない、

という人だったとした。



そして、

ドラッカーが会った頃の

ドレイスタットは、

キャデラック事業部長で、

キャデラックに30年以上在籍していた、

と続ける。



ドラッカーは、

コイルが冷たく感じさせたのに対し、

ドレイスタットは温かく感じさせ、

コイルが恐れられたのに対し、

ドレイスタットは愛された、

とする。





「コイルが人に無関心だったのに対し、


 ドレイスタットは人に関心を持ち、


 人を理解し、人の面倒を見た。


 コイルは体に合ったスーツを着、


 ドレイスタットはパイプの火で


 穴のあいたツィードの


 ラフなジャケットを着ていた。」





(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

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