■チェックは国防上の機密だけ■〜売れる本ができるかという懸念〜

 おはようございます。


薄曇りの高知の朝です。


日中は概ね晴れ、

しかし昨日同様寒い一日となりそうです。


暖かくしてお過ごし下さい。


金曜日今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーからの、

GMについての本を書いている

ということにするという提案に対して

ブラウンは承諾し、

内容についてのチェックは、

国防上の機密だけが全部だとした。



そして、

本当にそれが全部で、

何を書け、何を書くなの注文は、

ブラウンからも誰からも来なかった、

と続ける。



さらに、

ドラッカーの見方と

真っ向対立している人たちからさえ、

その種の注文は来なかった、

とする。



売れる本ができるかということについての懸念は、

ドラッカー自身もブラウンと同じで、出版社も同じだった。




「それまで世に出ていたマネジメントについての本は、


 チェスター・バーナードの『経営者の役割』(一九三八年)のような講演録、


 メアリー・パーカー・フォレットのリーダーシップや


 紛争解決についての先駆的な論文のような、


 ごく少数の専門家向けのものに限られていた。」




(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

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