■キャデラック再建計画■~黒人富裕層というニッチ市場~

 おはようございます。


どんよりとした雲が

空全体を覆う高知の朝です。


昨日の快晴から打って変わって、

夜まで雨降りになりそうですね。


3日も天気が続かない季節、

しかし一雨ごとに春に

移ろっていきますよ。


火曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

大恐慌の中キャデラック事業部は、

まったく売れなくなり、

事業部の解体が必須とされ、

問題は完全に清算するか、

何らかのかたちで

車名だけは残すかといったところだった、

とした。



そして、

スローンやブラウンをメンバーとする

経営委員会は清算説に傾いていたが、

キャデラック事業部をどうするかを

最終的に決定する段階で、

その経営委員会に、

誰も見かけたことのない

ドレイスタットが乗り込んできて、

10分間をもらい一年半の

再建計画を説明した、

と続ける。



彼は、キャデラックを

ステータス・シンボルとして

マーケティングすべきことを説いた。







「全国のアフターサービス網を担当していて、


 彼は、すでにキャデラックが黒人富裕層という、


 小さな市場で最も人気のある車になっていることを


 実感していた。」





(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

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