■ドレイスタットと同じこと■~利益のないメルセデス・ベンツ~
おはようございます。
曇り空の高知の朝です。
昨日は思いのほか肌寒い一日でしたが、
今日は20度近くになりそうです。
良い週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドレイスタットは、
組み立てラインは道具に過ぎず、
大量生産とは
頭を使って生産することだ、
とした。
そしてドラッカーは、
ドレイタットが亡くなって10年後、
ドレイスタットのことは何一つ知らずに、
ドレイスタットの最初の働き口だった会社が、
ようやくドレイスタットと同じことに気がついた、
と続ける。
さらに、
1950年代半ばまで
手づくりの贅沢な車しかつくれず、
利益を上げられないでいたメルセデス・ベンツが、
設計、設備、品質管理、アフターサービスと、
大量生産を統合させて、
ついに高い利益を上げるようになった、
とする。
「それはまさに、
1930年代の半ばにドレイスタットが
キャデラックをアメリカの自動車産業の
代表的な車種に育て上げた方法だった。」
(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)
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