■従業員関係担当副社長ポスト■~利益分配制度~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝です。
このところの花冷えで、
満開の桜も一息つけそうですね。
今日も花曇りの一日になりそうです。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
コンテストの結果は、
GMにとって貴重な資料となったが、
組合の反対があり、
仕舞い込んで忘れるより仕方なかった、
とした。
しかし、
ウィルソンは、
これですべてを終わりにする気はなく、
スローンに従業員関係担当副社長のポストの
新設を認めさせた、
と続ける。
他から伝え聞いたところでは、
ドラッカーをそのポストに
推薦したそうだったが、
ポストの新設は、
組合の強硬な反対もあって
ウィルソンが国防長官に就任した後
立ち消えになった。
ウィルソンは、
ドラッカーに最初に会ったとき、
利益分配制度をどう思うかと聞いたが、
それに対してドラッカーは
次のとおり答えた。
「考えはよいが、
従業員全員にとって
意味のある額にはなかなかなりません。
給与や賃金の一割程度が
せいぜいでしょう。
報酬をもらったというよりも、
馬鹿にされたような気になる
額のこともありますよ。
利益が減れば騙された気にもなりますし」
(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)
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