■唯一の成功のシンボル■~黒人には売らないこと~
おはようございます。
東の空が茜色に染まる
高知の朝です。
昨日は雨も降り、
寒い一日でしたが、
今日はぐっと気温上昇、
20度近くになりそうですね。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ドレイスタットはすでに、
キャデラックが黒人富裕層という、
ニッチ市場で最も人気のある車に
なっていることを実感していた、
とした。
しかし、
アフターサービスに
持ち込まれてくる車の
驚くほど多くが、
黒人の芸能人、ボクサー、
医師、不動産業者のものだったが、
キャデラックは社の方針として、
黒人には売らないことに
なっているはずだったため、
セールスマンは
白人をターゲットにしていた、
と続ける。
ドラッカーは、
そこで黒人は、
謝礼を払って白人の名義人をたててまで
キャデラックを買っていた、
とする。
「ドレイスタットはこの状況を調べて、
キャデラックが黒人にとって
唯一の成功のシンボルに
なっていることを知った。
彼らは豪邸やリゾートの別荘には
手が届かなかった。」
(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)
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