■組合にとって価値あるもの■~必ずそのときは来る~

 おはようございます。


まぶしい日が差し始めた

高知の朝です。


寒い朝ですが、

日中は随分と暖かくなりそうですね。


木曜日、今日も一日よろしくお願いします。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

ウィルソンが

GMを辞めて国防長官になったとき、

ペンタゴンに持って行ったものが、

何枚かの家族の写真と、

鋳型工組合の組合員証だった、

とした。



そしてウィルソンは、

組合にとって価値あるものは、

苦労して獲ち取ったものだけで、

組合はすべて、

経営側がくれるものは、

組合にとっても組合員にとっても

ろくなものではないと思っているんだ、

と続けた。



さらに、もちろん失業保険の補完という考えは、

彼が組合に吹き込むとした。





「組合には知り合いがたくさんいますからね。


 さんざん抵抗してから飲むつもりです。


 必ずそのときは来ますよ」




(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

コメント

このブログの人気の投稿

■距離を消滅させたeコマース(1)■~産業革命における鉄道~

■イノベーションの三つの心得(3)■~世の中を大きく変えるもの~

■なぜ企業家精神が必要とされるのか(2)■~継続していく企業家社会~