■顧客や市場の視点■~客観的事実としてとらえる~
おはようございます。 小雨の降る高知の朝、 午後にかけて断続的に降りそうです。 暑さの続いた9月も今日でおしまい。 来週中ごろからは、 平年並みに落ち着きそうですね。 やっと秋の始まりとなりそうです。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 『自社の事業は何か』 に対する答えは、 決して自明ではない、 とした。 そしてクレイムズは、 ドラッカーの法則を 思い返してみると、 事業の目的を決めるのは 顧客なのだから、 顧客を抜きにして 戦略を導き出すことはできない、 と続ける。 ドラッカーは、 したがって、 『自社の事業は何か』という問いには、 事業を外側、 つまり顧客や市場の 視点から眺めないかぎり、 答えられないとする。 「マネジメントの当事者たちは、 顧客が目にし、考え、信じるもの、 その時々で望むものを 客観的な事実としてとらえ、 セールス担当者、経理担当者、 エンジニアなどが集めた事実データと同じくらい 真剣に受け止めなくてはいけない。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第12章 ドラッカーの戦略論)