■三割三分三厘の打率■~できる、ふつう、問題あり~

 おはようございます。


手結山から望む太平洋は凪いでますが

どんよりとした雲に覆われています。

海辺の果樹園の窓に一晩中バッタが休んでます。

ひと夏の疲れがたまってそうです。


今日は断続的な雨が降る一日になりそうですね。



金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

かけがえのない事業機会を生かすには、

『何に取り組んでいるか』ではなく、

『何を取りやめたか』を重視すべきだ、

とした。



そしてドラッカーは、

人事をめぐる判断は

何にも増して重要であるとし、

アルフレッド・スローンから学んだ

教訓を決して忘れず、

エグゼクティブは、

人材管理と人事判断に

最も多くの時間を費やしており、

それがあるべき姿でもあると説いた。



さらに、このような判断は、

ほかのどの判断よりも

長い期間にわたって影響を持つほか、

撤回するのもきわめて難しい、

と続ける。







「また、たいていのエグゼクティブは


 人事判断を苦手とし、


 打率にすると三割三分三厘が


 せいぜいだとも述べていた。


 つまり、三人を新たに採用すると、


 「仕事ができる」「ふつう」「問題あり」が


 ひとりずつの割合になるのだ。」



(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第11章 生きるか死ぬかの決断)


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