■たったひとつの最善な方法■~働き手の能力は均一~

 おはようございます。


東の空がピンク色からオレンジ色に

少しづつ変化する高知の朝です。


日中は晴れて真夏日ですが、

夕方は一雨あるかも、です。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

地位や職階を問わず

数多くの人材が

大きな貢献機会を持つ組織は、

過去の組織とは

まったく異なっている、

とした。



そして、かつての企業は

上層部に一握りの上級マネジャーがおり、

その下にはおびただしい数の

非熟練工や半熟練工がいた、

と続ける。



生きるか死ぬかの決断は

もっぱら経営トップ層が下し、

下層の働き手はそのような

決断をする力を持たず、

かりに能力があったとしても、

彼らが会社に新しいアイデアを

提案する道はなかった。









「以前にも書いたとおり、


 テイラーが考案した科学的管理法では、


 各作業を行うには


 たったひとつの最善な方法があり、


 働き手の能力は均一だとされていた。」






(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第11章 生きるか死ぬかの決断)

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