■マネジャーにとって最大の鬼門■~『何を取りやめたか』を重視~
おはようございます。
早明浦ダム湖を囲む山々は
雲に覆われています。
これから雨が降り始めるんでしょうね。
これから太平洋に向って南下、
夜須町手結山を目指します。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
かけがえのない事業機会に
相応のヒト、モノ、カネをつぎ込むには、
目の前にあるリスクは低いかもしれないが
規模も小さい事業機会を諦めるのも、
やむをえないだろう、
とした。
そして2004年にドラッカーは、
成果があがる見込みが
ありえない業務を
つづけるよう命じられるのが、
マネジャーにとって
最大の鬼門だと述べている。
クレイムズは、
そのような立場に置かれたマネジャーは、
えてしてまわりからのプレッシャーに屈して、
何とか成果をあげようと全力を傾けて、
新しい製品、サービス、業務プロセスの
開発や製品の多様化などを、
必死になしとげようとするのだとする。
そこでドラッカーは次のように強く訴えた。
「『何に取り組んでいるか』ではなく、
『何を取りやめたか』を重視すべきだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第11章 生きるか死ぬかの決断)
コメント