■自分以上に優れた人物■~二つの原則~
おはようございます。
東の空が明るい高知の朝です。
日中は晴れて真夏日、
夜には一雨ありそうです。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
”将来のリーダー候補を三人選ぶ”
というルールはドラッカーが、
GEの元CEOラルフ・コーディナーから、
クロトンビル研修所をともに立ち上げ、
『ブルー・ブック』を作成するなかで
教わったものだとする。
そしてその内容は、
責任あるCEOは就任から三年以内に、
「自分以上に優れた人物」を三人ほど選び、
もしもの場合には自分の後を継いでもらえるよう、
手はずを整えておくべきだ、
というものであるとする。
ただし、会社の将来は、
CEOだけでなくすべてのマネジャーが
考えておく必要があると続ける。
ドラッカーは、
マネジャー育成にあたっては、
二つの原則があり、
一つはマネジャー層全体の底上げで、
二つめは将来のニーズに焦点を当てておくこと
だとする。
「マネジャー育成にあたっては、
マネジャー層全体の底上げを
第一の原則にすえなくてはいけない。
第二の原則として、
マネジャー育成は型にはまったものではなく、
つねに将来のニーズに焦点を当てておくべきだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第11章 生きるか死ぬかの決断)
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