■将来を左右する判断■~多くの人材が貢献機会を持つ~
おはようございます。
青空が広がり始めた高知の朝です。
朝は随分と涼しくなりましたが、
日中は相変わらず暑い陽が射しそうです。
熱中症にはお気を付け下さい。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは知識組織では、
重要な判断を下すのは
上級マネジャーだけとは限らず、
マネジャーの肩書きを持たない人々や若手も、
組織の将来を左右する判断を
下す機会があるとした。
そしてドラッカーは、
化学分野のスペシャリストは、
どの分野を探究すべきかの判断をとおして、
組織の方向性に影響をおよぼしている、
と書いている。
若手の製品マネジャーが、
これまでの製品に手をくわえて新製品を開発し、
翌年にはそれが大ヒットしたなら、
この製品マネジャーはやはり会社の将来を
左右する判断を下したことになる。
「このような、
地位や職階を問わず数多くの人材が
大きな貢献機会を持つ組織は、
第5章で紹介した1918年時点での組織など、
過去の組織とはまったく異なっている。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第11章 生きるか死ぬかの決断)
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