■基本的な立場は不変■~斬新な問いや戦略などの創造~
おはようございます。 未明の高知、 今日はお月さんが見えません。 でも日中は晴れそうです。 今晩あたりから気温が下がりそうです。 ビーバーを見習ってそろそろ冬の心構えが必要でしょうか。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ITは凄まじく進歩したわけだが、 それでもドラッカーの 基本的な立場は変わらなかったとした。 ドラッカーは、 新しいオフィスビル、 学校、病院を建てるべきかどうか、 建てたら何に使うのか、 などをマネジャーが判断するうえで、 ITが影響をおよぼしたり、 手助けをしたりすることは ほとんどなかった、 という。 同じく、どの市場に参入すべきか、 どこから撤退すべきか、 どの企業を買収するのがよいか などを見極める際に、 コンピュータは これといった役割を 果たしてこなかったとした。 さらにドラッカーは、次のとおり指摘する。 「経営陣の仕事との関連では、 ITは情報ではなく データを生み出してきたにすぎない。 まして、斬新な問いや戦略などを 創造してはこなかった。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第13章 第四次情報革命)