■意思疎通の範囲についての原則■~管理とは、報告を入手する地位にすぎない。~

おはようございます。

未明の川崎、東京地方はこのところ
雨模様が続きましたが、
今日は晴天の模様。

雨具はいらないかな。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、未来の組織は、
マネジメントの階層が
従来の組織に比べ圧倒的に少ないとした。

しかし情報型組織においては、
必要とされる階層の仕事は、
従来に比べはるかに多く、厳しく、
責任もはるかに重いものとなっていく。

そして、ひとりの上司に報告する部下の人数は、
五、六名に抑えるべきであるとする
これまでの管理範囲の原則が無効になる。

新しい原則となるべきことは、
部下が上下、左右との関係や
意思疎通に責任を負う意欲によってのみ
管理範囲の上限が定められるということとなる。

情報そのものは、人からの報告よりも
情報システムのほうが、より詳細に、
より早く、より正確に伝達することができる。

しかし、組織に必要なのは、情報の質である。




「情報型組織は、

 必ずしも先端的な情報技術を必要としない。

 必要なのは、

 『誰が、どのような情報を、いつ、どこで必要としているか』

 を問う意思である。」


~『プロフェッショナルの条件』
(Part4 意思決定のための基礎知識  第3章 情報と組織)

























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