■「上から下へ」と「下から上へ」■~何を話すかという問題~

おはようございます。

青空の広がる川崎の朝、
寒さは、一息の感じですが、
日中は寒が戻りそうです。

防寒の用意をお忘れなく。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬




ドラッカーは、
コミュニケーションにおける四つの原理を示した。

それでは、これら四つの原理は、
組織内のコミュニケーションについて
何を教えるのだろうか。

これまでの数百年、
コミュニケーションは上から下へ向かうものとされてきた。
つまり、発信者側の、
「何を伝えたいか」に重点を置き、
コミュニケーションを成立させる者は、
発信者であると前提していた。

発信者はもちろん、
はっきりと表現する努力をしなければならない。
しかし、問題は表現の仕方ではなく、
何を話すかという問題である。





「どのように話すかという問題が意味をもつのは、

 何を話すかという問題が解決されてからである。

 しかも、どのように上手に話したとしても、

 一方的に話したのでは話は通じない。」


~『プロフェッショナルの条件』
(Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

























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