■決定は、行うか行わないかである。■~半分の行動は誤り。~

おはようございます。

未明の高知、冷え込んでます。

イスラム国による後藤さん拘束事件、
今しがた、殺害を示す動画がアップされた。

一筋の希望も、やはり無駄だった、という思い。
彼らとは、人間としての価値基準、
信頼感であったり、情愛であったり、
尊厳であったりといったものを
共有することができないということだろう。

憎悪のスパイラルが回り始めるのだろうか。

合掌


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、状況が大きく改善される場合には、
行動結果の生み出す、犠牲とリスクを
比較しなければならないとした。

しかし、そのための原則はないが、
指針とすべき考え方は明確である。


第一に、得るものが犠牲やリスクを大幅に上回るならば
行動しなければならない。

第二に、”行動するかしないか”のいずれかであり、
いくつかの案を実行したり、
折衷案をとったりしてはならない。



「扁桃腺や盲腸を半分切除しても、

 完全に切除した場合と同じように、感染などのリスクがある。

 手術は、するかしないかである。

 同じように決定も、行うか行わないかである。

 半分の行動はない。

 半分の行動こそ、常に誤りであり、

 必要最低限の条件、

 すなわち必要条件を満足させえない行動である。」


~『プロフェッショナルの条件』
(Part4 意思決定のための基礎知識  1章 意思決定の秘訣)











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