■「何によって報酬を得ているか」■~致命的に重要なのは、目標~

おはようございます。

薄曇りの空の川崎の朝です。

北海道地震は、ついに犠牲になられた方が
40名に至ろうとする大きな被害状況となった。

余震多発が続く中、
ライフラインは断水状態が、
多くの地域で続いている。

一刻も早い復旧が急がれる。


月曜日、今週もよろしくお願いします。


----------------------

∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
時間のかたまりをつくるには、
まず、時間の浪費を招いているものを、
識別しなければならない、
とした。
 

そして、目標やゴールを
考えるために時間を使いなさい、
という類のアドバイスは、
あまり意味がない、
と続ける。


いわゆる目標管理プログラムの最大の問題点は、
致命的に重要なのは、目標だというのに、
目標ありきとして、
性急にその達成に取り組ませることにある。


ドラッカーは、
こうした問題を避けるには、
「何によって報酬を得ているか」
という至極簡単な問いから
スタートする必要がある、
とする。

例えば、経理部長は、
「トップマネジメントが行なう意思決定について考え、
必要な情報を準備する」という仕事により報酬を得ているのであり、
決して「各地に総勢400人の経理担当者を抱えているから」ではない。


また、また同様に品質管理部長の仕事は、
「顧客が重視しているものを知り、
製品にそれらのものが反映されるようにすること」
で、そのことにより報酬を得ているのだ。



「誰もが、手足を動かす仕事にとらわれています。

 それはそれでかまいません。

 仕事は大変なものですし、

 エネルギーも費やします。

 ところが、仕事の目標となると、

 誰もが自明のものとしてろくに考えもせず、

 曖昧なまま放置しているのです。」

~P.F.ドラッカー「われわれはいかに働きどう生きるべきか」
(第一章 仕事で成果をあげる)








































































コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~