■評価面談は嫌がられて当然■~審問官と被告の関係~

おはようございます。

未明の川崎の朝です。

今日は一日雨模様、
傘の用意をお忘れなく。

金曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


”一般に目標管理プログラムには
教育訓練的な意味合いがあり、
そのため、たいていは業績評価面談が
組み込まれているが、評価者側である
上司たちのほとんどは面談を嫌っている。”


この様な状況についてドラッカーは、
今日の業績評価面談は、
アプローチの仕方が間違っているため、
上司たちは嫌っている、
とする。


そして、それは、精神科医の手法として
次の二つのことを前提にしているからだとする。

 第一に、人の弱み、病い、病理を見つけるためのものになっていること
 第二に、診察室での30分間限りの診断と治療のためのものになっていること


しかし、現実の組織内の関係における業績評価面談は、
強みに焦点を合わせると同時に、
長期かつ恒久的ものである必要がある。


ドラッカーは、
共に働く部下との関係において、
今日の業績評価面談は、
人と人との間に、前向きの関係を築くことなど
不可能なものになっている、
とする。




「一方を審問官とし、

 他方を被告とするだけのものです。

 人との間に、これ以上に破壊的な関係はありません。
 
 評価すべきは、

 期待とゴールに照らした成果なのです。」

~P.F.ドラッカー「われわれはいかに働きどう生きるべきか」
(第一章 仕事で成果をあげる)












































































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