■「いかに」よりも「何を」を考える■~リスキーで難しい問い~

おはようございます。

薄曇りの川崎、涼しい朝です。

秋が一気に来てしまった気温で、
日中も30度を上回ることがないようです。

薄い上着が欲しいですね。

今日も一日よろしくお願いします。


----------------------

∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
目標やゴールを
考えるために時間を使いなさい、
という類のアドバイスは、
あまり意味がない、
とした。
 

そして、まず行なうべきことは、
会社や事業部が、
自分の部局に期待している貢献は
何であるかについて、
正面から向き合うことだ、
と続ける。


目標に重点を置いた
目標管理プログラムを実現するためには、
まず、一人ひとりの部下やグループと、
目指すべき成果について話し合わなければならないが、
その過程で、部局の役割、仕事、方向性について、
皆の考えが同じでないという、
きわめて重要なことが明るみに出てくる。


ドラッカーは、ここが時間を使うべきところであり、
「いかに」ではなく、「何を」を中心に据えて考えることが、
確実に、成果をあげるための手段となるとする。



「時間は長くなくとも、

 とにかく考えることです。

 これは、答えの分かれるリスキーで難しい問いです。

 しかし、この問いに真剣に向き合い、

 考え抜かない限り、目標達成のためと称する

 手続き的な些事ばかりに時間を取られ、

 肝心の目標の方は一向に達成されないままでしょう。」

~P.F.ドラッカー「われわれはいかに働きどう生きるべきか」
(第一章 仕事で成果をあげる)









































































コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~