■天分、気質、性格そして能力■~自分の流儀の最高の学習~

おはようございます。

小雨の降る川崎、涼しい朝です。
これから段々と晴れそうです。

昨日は毎朝通勤電車で通過する登戸で、
悲惨な事件が起こった。
子供たちを標的にした無差別殺人。
報道を見ていると、十数秒の間で行われ、
防ぎようがなかったのだろう。

この様な事件が身近に起こるとは
誰も考えないだろうが、
いつどこでどんな事件、事故が起こるのかは
まったく未知の領域であることを痛感する。

犠牲になられた方々に心よりお悔やみを申し上げます。

水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
天賦の才に恵まれない普通の子どもでさえ、
基礎的なスキルを身につけるのには、
十分すぎるほどの可能性を持っている、
とした。


そして、これは、補助的に
コンピューターを使った指導のことを
言っているのではなく、
この仕事には巨大なマシンと数限りないほどの
新しいテクノロジーが必要になるとは
信じていないと続ける。


けれども、私たちの過去の教育現場よりも、
大量のツールが必要になることは確かで、
高校以下の学校に投下される資本の額が少なすぎ、
その結果学校は先生の労働に頼ってきた。


ドラッカーは、だからこそ、
教室全体に先生の都合を押しつける以外に
打つ手がなくなり、生徒ひとりひとりの
天分、気質、性格そして能力を
引き出せなくなるのだとする。




「明日のアメリカの教育界では、

 私たち自身が、こうした先生ばかりに

 頼っている現実を容認することはないでしょう。

 明日の教育界で私たちは、できる限りの力を尽くして、

 ひとりひとりの子どもが自分の流儀で

 最高の学習ができる手法をとれるように

 努力する必要に迫られるのです。」


~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")
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