■人間の天分の75%■~価値体系を押しつけている~

おはようございます。

薄曇りの川崎の朝、
スッキリしない天気が続きますね。

昨日は登戸で起こった殺傷事件の現場に献花に行った。
どこにもある普通の生活風景の中に、
花束とジュース類が大量に捧げられているという異常な風景に、
ここが現場であることに気づかされる。
このような日常の場所で、誰も自分自身の命が奪われるなどと考えない。
突然絶たれた若い命、さぞかし無念であったことでしょう。
あらためて哀悼の祈りを捧げたいと思います。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
誰にでも苦手な分野もあれば、
強みが活かせる分野もある、
とした。


そして、私たちはこれまで
芸術や自然科学、経済学を取り入れてきた、
と続ける。


けれども私たちは、”読み書きそろばん”
の類に関係のないものを軽く考えてしまっており、
人間にある種の価値体系を
押しつけているとする。


ドラッカーは、具体的に言えば、
そのシステムは人間の天分の
75パーセントにあたる部分を
”関係ない”として切り捨てているのだ、
とする。



「これは文字通り、

 非人間的なだけではありません。

 おろかだと言って片づく話でもありません。

 私たちの経済や社会の現実とも

 矛盾しているのです。」


~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")




































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