■単に運が悪かった人■~期待されていたけどね~
おはようございます。
明るい空が広がる川崎の朝です。
冷え込んだ様子、
窓にはびっしりと露がおりています。
日中は晴れから段々と曇り。
雨の心配はなさそうですね。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
その後カールは
『ザ・オーストリアン・エコノミスト』で
編集の仕事に就き、
やがて副編集長となり、
かつ論説主幹として筆を取った、
とする。
ドラッカーが彼に会ったのが、
そのような生活が始まった数年後のことで、
イローナはその頃物理学の勉強を始めていた、
と続ける。
カールは、
40歳を過ぎて高給を得、
過去の栄光で十分満足しているかに見えたが、
『ザ・オーストリアン・エコノミスト』の
編集会議を見学し、
カール・ポランニーに会ったことを
話したときの父の反応はこうだった。
「カール・ポランニー。
期待されていた人だったよ。
でも、今では、単に運が悪かった人に
なってしまったようだね」
(Ⅰ 失われた世界 6章ポランニー一家と「社会の時代」の終焉)
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