■フランツ・オッペンハイマー■~絵入りパンフレット~
おはようございます。
未明の川崎の朝、
昨日の雨は上がってますね。
今日マ晴れて、ぽかぽかの一日になりそうです。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ポランニー家の長女モウジーが、
短期間の間に発表した論文、
スピーチ、パンフレットは、
20世紀最大の社会的実験の一つである、
イスラエルのキブツにも影響を与えた、
とする。
そして、
当時のモウジーの信奉者の一人に、
ドイツ生まれの
フランツ・オッペンハイマーがいたが、
彼は、マルクス主義者というよりも、
フェルディナンド・ラサールの流れを汲む
空想的社会主義者であった、
と続ける。
やがて彼は、
経済学者となり社会学者となったが、
1900年頃には熱心なシオニストとして
ヘルツルの協力者になったが、
ヘルツルが最初のキブツの
設計を任せたのが、
オッペンハイマーだった。
「後年、私がフランクフルトで
オッペンハイマー自身から
直接聞いたところによれば、
彼が資本主義的でも共産主義的でもない
真に社会主義的なものとして、
キブツとユダヤ人共同体社会の設計に
直接参照したものが、
高度の文化と質素な生活を求める
モウジー・ポランニーの
絵入りパンフレットだったのである。」
(Ⅰ 失われた世界 6章ポランニー一家と「社会の時代」の終焉)
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