■神の御心が動いた。■~ベニントン大学への赴任~
おはようございます。
夜明け間際の川崎の朝、
今日も冷え込みました。
今日は冬至、昼間が一番短い一日、
日照が少ない分寒いでしょうね。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
まだ漠然とした
取りとめのない状態のものではあったが、
一、二年の時間と生活費さえあれば、
大著として実を結べるものが、
すでにカールの頭の中にある
との確信を深めていった、
とした。
そして、
ここでドラッカーを通して
神の御心が動いた、
と続ける。
それは、バーモントから
ニューヨークに戻った数日後に起こった。
カールが中西部への
講演旅行に出た後のある日、
ドラッカーは、
バーモント南部の、
小さくはあるが存在感のある
女子大学の学長から
この冬か春、
一週間ほどベニントン大学で
集中講義をしてもらえないか
との電話を受けた。
それに応諾すると続けて、
誰か、政治学か経済学で
客員研究員をお願いできる人は知らないか
と尋ねられたのだ。
「もちろん私は知っていた。
こうして一九四一年の初め、
カール・ポランニーは、
イローナとともにベニントン大学に赴任した。」
(Ⅰ 失われた世界 6章ポランニー一家と「社会の時代」の終焉)
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