■「試みに遭わせず、悪より救い給え」■~平凡なのは悪ではなく人間~
おはようございます。
連日の快晴、
今日も明るい陽が射す川崎の朝です。
からからの晴天で空気が乾燥、
森林や住宅火災が続いています。
喉と火元に注意を。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
アーレント女史は、
悪を成す大悪人
という幻想にとらわれていたが、
現実にはほとんどの場合、
悪を成すのは平凡な者である、
とした。
そして悪が、ヘンシュや
シェイファーを通して行なわれるのは、
悪が巨大であって、
人間が小さな存在だからにすぎない、
と続ける。
ドラッカーは、
悪を「闇の帝王」とする
一般の言い方のほうが正しく、
主の祈りが
「試みに遭わせず、悪より救い給え」
というのは、
人が小さく弱いからである、
とする。
「いかなる条件においても
人が悪と取引をしてはならないのは
悪が平凡だからではなく、
人が平凡だからである。」
(Ⅱヨーロッパ人々 8章 怪物ヘンシュと小羊シェイファーの運命)
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