■特派員を辞任したところ■~「ベルリナー・ターゲスプラット」の編集長~
おはようございます。
雲がたくさん浮かんでますが、
合間から日が差し始めています。
日中はいくらか雲が取れそうですが、
風が強そうで、肌寒い一日になりそうです。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ロンドンでも最も敬意を払われている
外国特派員モントゲラスを知っていた、
とした。
ドラッカーは、
ウィーンを発つ前に、
ロンドンの彼に一報を入れたところ、
助力の欲しいことがあるので至急来て欲しい、
との電報をもらったのだった。
到着するとモントゲラスは、
事務所で荷づくりをしているところだったが、
彼もまた、ナチスが政権を取り、
ウルシュタイン社がナチスの
指揮下に入ったことを知って、
ナチス任命の新社長からの要請を蹴り、
特派員を辞任したところだった。
「電報を打ったのは、
あのバウル・シェイファーが
今日明日にも来るからなんだ。
ニューヨークから着くことになっている。
「ベルリナー・ターゲスプラット」の
編集長のポストを提示され、
どうやら、受ける気のようだ」
(Ⅱヨーロッパ人々 8章 怪物ヘンシュと小羊シェイファーの運命)
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