■最後の伝統の反体制■~「長靴をはいた猫」に出てくる猫~
おはようございます。
薄い雲が空を覆う川崎の朝です。
これから段々雲が厚みを増して、
明日には雨が降りそうですね。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
----------------------
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
プレイスフォードは良心の人で、
国会議員に立候補して惨敗したが、
当選しても政治家としては、
半年ももたなかったに違いない、
とした。
そして、彼は常に、
時代にかかわってきたという意味では
インサイダーだったが、
ほとんど何事に対しても、
道義として体質として異議を唱えた、
まさに最後のイギリス伝統の反体制だった、
と続ける。
ドラッカーは、
彼の値打ちはそこにあり、
重要なのは彼が言うことではなく、
彼がそこにいるということだった、
とする。
「彼はクリスマス劇
「長靴をはいた猫」に出てくる猫そっくりだった。
背は低め、肩幅は広め、
刈り込んだ白髪は逆立ち、
目をしばたかせ、
大きな口は優しかった。」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
コメント